プロレスリング・ノア 4.14後楽園ホール観戦記

約4か月ぶりのノア観戦

あれから(鈴木軍が撤退したディファ有明)から実際どう変わったのか、この目で見てみようと思い立ち後楽園ホールへ行ってきました。新日本プロレスにワールドのような動画配信もないので、ネットやせいぜい週刊プロレスくらいからしか情報がありません。なのであれ以降の実際の試合は見ていません。さらにその会場の空気感みたいなものも観戦に行かないとわからないので・・・分からずに文句言いたくないし・・・ということで実際に会場で観てきた感想などを綴ってみたいと思います。

まず、ノアの試合は先ほど書いた昨年12月のディファ有明の試合がほんとに数年ぶりくらいの観戦でした。

■そのときの観戦記
>プロレスリング・ノア12.3ディファ有明大会見届け記

このときほんの少し触れましたが、正直に書くとメイン以外の試合の盛り上がらなさ加減に驚きました。スピード感もない。テンポも悪い。そもそも選手に覇気とか闘気もない。会場の空気もなんだか澱んだ感じ。これが鈴木軍のせいなのだと言われればそうなのかもしれません、この日はメインがすべてであってそれ以外は気にしない日だったのかもしれません。それにしても、わたしのように久々に観戦にきた客はどう思うのか考えてるのか・・・だからダメなんだと憤ったりしていました。ノアの試合についての印象はそんなのがベースにあり、マイナススタートということでの観戦スタートです。

まず当日券売り場で南の指定席をお願いして、席は選べるか聞くと当日券は最後列のみの販売ですとのこと。ほう、そんな売れてるのか?と思って会場に入ると・・・え?最後列以外が結構空いてるじゃん・・・。と思いながら周りの空席を見ながら仕方ないのでぎゅうぎゅうの最後列指定席に着席。

第一試合 清宮海斗 vs タダスケ

タダスケ?はて?清宮は緑から黒タイツになってました。若干カラダも大きくなった気がします。試合としては以前よりも良くなったような印象・・・何がと言われれば具体的にはなんとも(笑)以前の印象はなんだか線が細すぎちゃって勝てそうな要素がゼロな感じだったんですよね。そもそもこのふたりの格がどっちが上か分からないのでなんとも言えませんが、ま、清宮はカラダ作りも含め今後に期待でしょうか。

第一試合のこの時点で会場内からは結構「熱い声援」も飛んでいて、少なくとも以前のディファ観戦時のような空気の悪さはないですね。後楽園ホールという会場だからなのか…ひとまず一安心です。

第二試合 齋藤彰俊&HAYATA&YO-HEY vs 原田大輔&小川良成&藤原ライオン

ま、この試合も3名ほど「はて?」なんですが・・・この試合で印象に残ったのは齋藤彰俊の動きの良さです。コンディションの良さなのか?技も力強く存在感もありました。何を隠そう齋藤は前回のディファ観戦時に「ひでえな」と思ったひとり。それがこんなにいきいき試合をしてるのをみるとあの時はなんだったんだ?と思ってしまいます。あと印象に残ったのはYO-HEY。ドラゲーにいそうなタイプですね。元々そっちの選手なのかな?見た目のインパクトと動きや技が「チャラい」という点で統一感あってよいと思います。ああいうキャラの選手はひとりは必要ですよね。

第三試合 石森太二 vs 熊野準

なるほど・・・ひとしと読むんですね。このひとも決起したひとりと認識していますが・・・う~ん石森は相変わらずいやらしい試合しますね。相手の技を受けないというかワシがワシがという感じ。石森の試合というイメージそのままの試合でした。熊野も悪くないですが、突き抜けるにはまだまだ。いっそ徹底したヒールで行ったらいいのに。キャラ設定が弱いですね。

第四試合 中嶋勝彦&大原はじめ vs モハメド ヨネ&Hi69

こう見ると中嶋の安定感は際立ちますね。ただ、この試合ヨネが良かったです。元々この4人のなかではひとまわりカラダのサイズが大きいヨネですがその体格差を活かしたような試合運びしてた気がします。あとは間ですかね。もう少しテンポアップすればもっと良い試合になりそうな気がします。ヨネも先日のディファでひどかった印象なので、今日はびっくりです。この試合は観客の外国人集団がすごく盛り上がってました。なんかそういう集団なんでしょうか?ヨネご贔屓なんですかね・・・。あとしかしまー石森&Hi69のコスはポーズからしてDX寄せなんだと思いますが、今のファンにとってはハンタークラブですね(笑)

第五試合 潮崎 豪 vs コーディ―・ホール

コーディ―のノア2戦目とのこと。1戦目は清宮と対戦して勝利しているようなので、コーディ―の今後のポジションがこの試合の結果で判明します。見た目やトランクスはお父さんぽくなってかっこよくなりましたが、試合自体は正直ひどい。ま、そりゃそうですね。バレットクラブのグリーンボーイだったのに突然他所の団体に来てプロレスうまくなってるわけありません。技も受けれないし、自分の技を出すタイミングもつかめてないし・・・。これからだとは思いますが、果たしてノアで教えて育てることはできるんでしょうか?正直あと数年は新日本プロレスに、バレットクラブにいたほうが本人のためだったんんではないでしょうかね。せっかくの素材がこのままだとただのズンドコレスラーで終わっちゃいます。ま、ひとまずコーディ―の今後については、結果として「清宮以上潮崎以下」というポジションですね。

あと、潮崎。どこかで書いたんですが、好きなレスラーではありますが、なかなか覚醒しませんね…しかもなんだかまたぽっちゃりしてきた感が。SANADAみたいにバキバキに仕上げちゃえばいいのに。う~ん…なんとか潮崎・・・一皮剥けてくれないかなー。ぜひ潮崎にはそのやさしいマスクにバキバキの体に仕上げて「ヒール転向」してほしいなー。わたしの中で今一番…そう、あの棚橋よりもヒール転向してほしいレスラーです。

第六試合 マサ北宮 vs 小峠篤司

正直申しますと、北宮の「マサ斎藤ギミック」大嫌いです。あのぶるぶるするとことかマサさんを馬鹿にしてんのか?と本気で思います。リスペクトも感じられないし、なぜこんなギミック続けてるんでしょう?人のパクリで団体のトップになった選手います?この人は何を目指してるのかな・・・。海外に行かないのにタイツに日の丸つけないでほしい。どうせプロレスラーなのであれば、己の個性やアイデンティティを確立させて生き様を見せてほしいなと節に思いますし、そんな姿に人は熱狂するんだと思うんです。人のまねでは絶対にトップに立てませんし共感は得られないのでは?・・・とは言え今日感じたのは「マサ北宮の会場人気の高さ」ですね。ということは本人も団体もそれでいいんでしょうかね?わたしには全くもって理解不能です。

第七試合 杉浦貴&拳王 vs 丸藤正道&マイバッハ谷口

結論から言うと、会場はかなり盛り上がりました。特に試合が決した瞬間の会場の爆発はわたしが見たあのディファのノアとは全くの別物、別の団体・・・それくらい「陽」の盛り上がりでした。これはマイバッハがノアファンから愛されているからなのか?とにかく沸きましたね。

この試合わたしが印象に残ったのは、まずは拳王。しっかり試合を見たのは初めてかもしれませんが、かなり良い選手ですね。改めて発見した感じでうれしいです。まず勝気だし、技も豊富。しかもオリジナリティある技が多いのもよいですね。カラダのキレもあるし。あの時にもっと早く杉浦と組んでいればよかったのに・・・今後その生意気な感じでどんどん上を食っていってほしいですね。それが全然できる選手だと感じました。

あと、杉浦は鈴木みのるとの試合を基準にしてしまうと、だいぶセーブしてるような印象。ただ、丸藤vs杉浦はやはりおもしろい!ふたりの安定感は団体内でも群を抜いてます。実力も拮抗しているからこそ安心して目の前の闘いに没頭できる、声援にも熱がこもるんでしょうね。

若い選手を立てるのもよいですけど、やはり今はこのふたりが若い世代の大きな壁になってほしいなと改めて感じました。
■前回の提言は↓こちら
その後のプロレスリング・ノア


全体を通じて、先にも書きましたが、前回の観戦時とは比べものにならないくらい会場の雰囲気は良かったし、盛り上がっていました。また前回のような選手の覇気のなさみたいなものも感じられず、どの試合も熱がこもっていたと思います。鈴木軍参戦時は会場の盛り上がりはどちらかというと怒号渦巻く「陰」な盛り上がり、それが今は完全に「陽」な盛り上がりに変化していた感じです。ホントにこの感じで試合が続くなら団体としても盛り上がっていくんではないでしょうか?

あと、気になった点・・・その1。試合中「行くぞー」ってどの選手も言い過ぎです(笑)この掛声・・・小橋のような全日本プロレス系の伝統なのかな?なんだか全女っぽいし、最近流行らない気がするので止めたほうよいんでは?
その2。場外鉄柵へのスローやりすぎ。これほぼ全試合でやってましたね。う~ん・・・これ確かに当たった瞬間鉄柵がガッシャーンて派手な音するので良いんですが、全試合みんながやるのでインパクト薄れちゃいますね。場外で鉄柵へのスローは試合を限定して使ったほうがよさそうです。

ということで、NOAHはまた機会があれば行ってみたいと思います。

コメント

  1. まくみら より:

    私も現地組です。たしかに空席は目立ちましたが、かつてのような会場の熱は明らかに戻ってきたように感じました。しかもおっしゃるように「陰の熱」ではなく「陽の熱」として・・・この熱があれば今後のノアの未来は明るいと思います。

    • さるやん より:

      >まくみらさん
      たしかに試合のクオリティと会場の温度感が噛み合ってた気がしますね。特に今回はメインの「マイバッハ覚醒」の期待値と内容・結果ともにマッチしたからですかね。今後に期待です。